伊吹蕎麦の製粉所を新設

香り・風味・旨さが倍増。
伊吹蕎麦の旨味を最大限に引き出す。

 おいしい蕎麦にはいくつかの条件があります。その中でも大切なのが『そば粉の鮮度』です。鮮度の良い挽きたての蕎麦はなんといっても『香り』と『風味』が別格の味わいです。

 この度、店舗の裏に伊吹蕎麦の自家製粉所を新設致しました。

 毎日、石臼で丁寧に蕎麦粉を挽き、新鮮なそば粉で麺を打っていきます。 これまでよりも更に伊吹蕎麦の持つ香りと風味を味わっていただける蕎麦をお届けできるようになりました。

 上質な蕎麦粉の出来上がりに、料理長横田も思わず満面の笑み。これから皆様にこれまでよりもさらに美味しいお蕎麦をお召し上がりいただけることが何よりの喜びです。

 100%自家製粉。配合にこだわり抜いた、つる亀庵の求める伊吹蕎麦の味。製粉所にて挽きたての美味しさをご提供できることは、私たちの当初よりの願いの一つでもありました。これまで皆様に支えていただきましたおかげで、ようやくこの念願をかなえることが出来ましたこと感謝申し上げます。

 伊吹蕎麦の持つこし、甘味、風味。滋賀の大地が育み続けてきた伝統を、これからも「おいしく」伝え続けていくことが私たちの願いです。

 今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

蕎麦の一番美味しいを引き出す 三たて

挽きたて

打ち立て

茹でたて

 「挽きたて、打ちたて、ゆでたて」がうまいそばの条件といわれ、これを俗に「三たて」といいます。製粉してすぐの粉を使い、打ったばかりの生地を包丁で切り、ゆで上げ、素早く水切りして出す。少しでも時間がかかると、香りも味もどんどんと逃げていくのがそばの特徴ですが、打ちたての場合のみ、包丁で切ったあとしばらく時間をおいて寝かしたほうが麺を打つ際に使った水が馴染み、ゆでが均一になってさらにうまいそばになると言われています。

伊吹蕎麦の自家製粉 石臼で丁寧に

 つる亀庵では伊吹蕎麦の生産農家の皆様とともに品質のいい蕎麦の実を丁寧に保管し、その日に必要な分だけを石臼にて挽いて仕上げます。

 蕎麦は周囲の温度や湿度にとても敏感で、まるで生き物のように品質が変わります。低温倉庫で丁寧に保管し、必要な分だけを毎日挽く。そうすることで、伊吹蕎麦の風味を最大限に引き出せる蕎麦になるのです。